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70才を過ぎてから三線を始めたというおばあさんが、テレビに出ていました。
長年連れ添ったおじいさんが亡くなる前「三線がひけないとこれからの人生さみ
しいよ」と言ったそうです。
今では三線をひくのが楽しくて仕方ないと語ってたのが印象的でした。
音楽や楽器がすぐそばにある生活の豊かさを感じました。
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『ベンのトランペット』 R・イザドラ絵 谷川俊太郎訳 あかね書房 1470円
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貧しい生活の中、ベンの楽しみはカタチのないトランペットを吹くことでした。非常階段に座り込んで、クラブから流れてくるジャズに合わせ自分だけのトランペットを吹くのです。
ある日、ともだちからからかわれてベンがしょんぼりしていると、憧れのトランペッターに声をかけられて・・・。
音楽のすばらしさ、憧れることの強さ、とびきりかっこいい大人たちが作り上げた、とびきりの絵本。