友達のアミちゃんが、ふたりの娘たちのためにブッククラブに入ってくれました。
とても近所に住んでいるし、しょっちゅう会っているのに、「自分では選ばない絵本
を楽しみたいから」と言って申し込んでくれたので、とてもうれしかったです。
誰かのことを想いながら本を選ぶのはとても楽しい。
アミちゃんとふたりの娘たちにぴったりなこの本を選びました。
『ちいさなちいさなおんなのこ』
・フィリス・クラシロフスキー文 ・ニノン絵 福音館書店 1155円
あるところにちいさなちいさな、とてもちいさなおんなのこがおりました。
ばらのきよりもちいさくて、だいどころのいすよりもちいさくて、おかあさんの
おはりばこよりもちいさいのです。
ところが、ちいさなおんなのこは少しずつ大きくなっていました。
気が付くとばらのきよりも、だいごろこのいすよりも、おかあさんのおはりばこ
よりも大きくなっていたのです。
大きくなる喜びと、ちいさなものを愛おしむ気持ちに満ちた、愛すべき絵本。