・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
南米にあるという、白い白い砂の砂漠をTVでみました。
それはまるで、透明なガラスのような砂粒。
一見無機質で、生命とは程遠いようにみえるその中にも、生き物は
息づいていて、誕生の時がくるのをじっとまっているそうです。
七夕の夜。星は見えなかったけれど、たくさんの星をみたような
気分になりました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『パパが宇宙をみせてくれた』 ウルフ・スタルク作 エヴァ・エリクソン絵
ひしきあきらこ訳 BL出版 1260円
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ある日、パパはウルフに「宇宙をみせてやろう」と言い、ふたりは出かけます。
街をぬけ、水路を飛び越え、街はずれの丘にやってきました。
「ここが宇宙なの?ここならいつも来てるよ」がっかりするウルフにパパはいいます。「上をみあげてごらん」
ふたりの想いは、ちょっぴりちぐはぐだけれど、ウルフは夜空を見上げるとき、きっとパパとみた星空を思い出すんでしょうね。