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子どもの頃、寝る前に一人一冊本を読んでもらっていました。
うちは3人姉弟なので、三冊も読んでもらえるのです。
みんなの本なのに、なんとなく誰の本というのが決まっていて、
これは真ん中の弟の本でした。
とってもシンプルな内容なだけに、お姉ちゃんとしてはなかなか
選べず、誰かが選んでくれるととってもうれしかったものです。
人知れずかっこをつけて、大きなふりをしていたのかもしれません。
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『りんごがドスーン』 多田ヒロシ 文研出版 1155円
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大きなりんごをいろんな動物がやってきて、おなかいっぱい食べます。
「みちゃみちゃみちゃ」「ばりぽりばりばり」「かぷかぷぴちゃぴちゃ」りんごの甘い香りがしてきそうで、とってもおいしそう!
決してうまい絵とは思いませんが(失礼)30年も好きでいられる本なんて、それだけで素敵です。