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メリーゴーランド京都店より・・・本を読む日々

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みんなおなじ でも みんなちがう

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 冬が苦手な私も、桜が散って、つつじが咲きはじめ、
5月が近づくともう安心。あとは夏に向かうばかりです。
 そして、潮干狩りの季節。
お天気のいい日に、河口にでかけ、潮風にふかれながら、
まだすこし冷たい水を感じる潮干狩り。
 ぷくぷくのまあるいあさり。眺めるのも、食べるのも大好き。
 
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『みんなおなじ でも みんなちがう』 福音館書店 880円
             奥井一満・文  得能通弘・写真  小西啓介・AD
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 ページいっぱいに並ぶ、ウズラの卵、さくらんぼ、ミノムシ・・・。
そして「みんなおなじ でも みんなちがう」の文字。
 みんなちがうなんて、わかっているはずなのに、こうして並べてみると納得です。
 まさに、おっしゃる通り。その潔さ、お見事です。
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by merry-kyoto | 2008-04-30 13:29

あっ おちてくる ふってくる

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 「かげがのびる」「よるのとばりがおりる」「ほしがふる」
みんな空からやってきます。あたりまえすぎて、考えたこともなかったけれど、
空からふってくるものは、どれもすてきです。
 時としてきびしく、かぎりなくやさしく私たちを包みこむ空からのもの。
 
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『あっ おちてくる ふってくる』 ジーン・ジオン文 
            マーガレット・ブロイ・グレアム絵 まさきるりこ訳 あすなろ書房 1365円
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 どろんこハリーの名コンビのデビュー作。
私たちの世界は、なんとたくさんの「おちてくるもの」「ふってくるもの」に囲まれているのでしょうか。
 日々のなんでもない出来事を切り取り、愛情深く見つめ、描き出す。これこそが絵本の醍醐味。
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by merry-kyoto | 2008-04-29 16:25

ダイアナと大きなサイ

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 「とっぴょうしもないこと」が時として起こるものです。
朝、台所にいくと床一面真っ白。呆然としましたが、よくよく見ると
そこには、パンを焼こうと買ってあった、強力粉の袋がありました。
 どうして、うちのネコが粉に興味があるのか、理解できませんが、
さぞかし楽しかったんだろうと思い、怒る気も失せてしまいました。

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『ダイアナと大きなサイ』 アーディゾニー作 あべきみこ訳 こぐま社 1260円
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 ある夜、子ども部屋から、大きな大きなサイが顔を出しました。
 ジョーンズさんは長いすのうしろにかくれ、おくさんは気をうしなってしまいます。ダイアナはくしゃみをするサイをみて、風邪をひいていることを察し、暖炉のそばにすわらせ、くすりをのませてやります。
 なんてかしこくて、もののわかった女の子でしょう! そしてなんてとっぴょうしもない、ゆかいな出来事なんでしょう!
 いまでは、ダイアナとサイはすっかり年をとり、幸せにみちた日々を暮らしているそうですよ。
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by merry-kyoto | 2008-04-29 12:44

にほんご

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 姪っ子が小学生になりました。ランドセルに教科書を詰めて、
学校へ通っているんだなあと、想いをはせます。
 先日、学生時代、哲学を専攻していた方と話していたとき、
「哲学をするのは、本当は中学生くらいまでが一番いい」と言われたのが
とても印象的でした。素朴に疑問に思うことが、哲学の原点だと。
 たくさん楽しい思いをしてほしい。そしてたくさん学んでほしい。
心から願います。

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『にほんご』 安野光雅・大岡信・谷川俊太郎・松井直 編集
        福音館書店 1575円
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 1979年、文部省学習指導要領にととらわれない、小学一年生のための国語の教科書を想定して、作られた本書は、「言葉を身につけることの大切さ」にじっくりと向き合った日本語の教科書です。
 編集委員の方々の、子どもたちへの愛情と切なる願いが込められた一冊。
 あとがきに記された一文が、印象深い。

 私たちは、この「教科書」が、直接教室で用いられる代わりに、一人の教師の心と体にいくばくかの影響を与えることのほうを、むしろ望んでいるかもしれません。
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by merry-kyoto | 2008-04-27 16:04

ちょうちょのくに

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 目が覚めると、あまりにもいいお天気。ひかりが溢れているようです。
朝ごはんもそっちのけで、散歩にでかけました。
 今日も鴨川は、ゆったりと流れていました。
きもちのいい朝。
 中洲に満開の菜の花。ちょうちょがひらひらと楽しげに、飛び交っていました。

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『ちょうちょのくに』 オルファース作 秦理絵子訳 平凡社 1575円
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 とおい とおい はるかなくにでは、ちょうちょのあかちゃんのいもむしが、はっぱのジュースをのみ、さなぎの子どもはダンスのおけいこをし、3月になると、ひかりのつかいから、羽をもらう日がやってくるんですって。
 自然の営みを、やわらかなファンタジーでくるんだ作品。
 100年近くの読み継がれている古典の名作。『根っこのこどもたち目をさます』の作者、オルファースの最後の作品です。
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by merry-kyoto | 2008-04-26 15:02

こうちゃん

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 子どものころ、スーパーで母を見失うと、いつもお願いする
かみさまがいました。そのかみさまにお願いすると、不思議と母を
見つけられるのです。何度お世話になったことか。
 そして、そのかみさまがいてくれたから、迷子になっても結構平気
でいられたものです。
 最近、あまり迷子にならなくなったから、寂しがっているかな。

 わたしだけのかみさま

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『こうちゃん』 須賀敦子文 酒井駒子画 河出書房新社 1680円
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 こうちゃんって誰なんでしょう? どこからきたんでしょう?
 だれひとりとして知りません。こうちゃんでさえしらないのです。
 本を開くと、不思議な空気に包まれます。そして、すぐそばにこうちゃんがいて、まんまるな目でこっちをじっとみつめているような、感覚になります。
 会いたいと願っていれば、きっと見つけてくれる。こうちゃんはそういう存在。どこにでもいるし、どこにもいない存在。
 須賀さんがたったひとつ、子どもたちに残した小さなおはなしは、酒井さんの美しくせつない絵と出会い、大切な本に生まれ変わりました。
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by merry-kyoto | 2008-04-25 18:30

ねずみ女房

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 冬の間締め切っていた、廊下の窓をあけたくなるくらい、暖かな日でした。
ふと見ると、はとが一羽、迷い込んでいるではありませんか。
とても焦っているようで、バタバタと羽をはばたかせていました。
 窓をもっと大きく開けてやると、すぐに外の世界に飛び立っていきました。
やわらかい風が、吹き込んできました。

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『ねずみ女房』 R・ゴッデン W・Pデュボア画 石井桃子訳 
          福音館書店 1260円
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 あるところに、一匹の小さな女房ねずみがおりました。みかけは、ほかのねずみと同じですが、どこかほかのねずみと違っていました。
 ある時かごに入れられた美しい鳩と出会い、鳩から外の世界のこと、空をとぶことなどたくさんの話を聞きます。
 日ごとに弱っていく鳩の姿にこころを痛めたねずみは、ある晩ねどこを抜け出し、かごの留め金をはずす決心をしますが・・・。
 小さな心に秘めた想いが、女房ねずみを他のねずみと違ってみせていたんですね。
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by merry-kyoto | 2008-04-23 18:20

おつきさまこんばんは

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 帰り道、東の空を見上げると、それはそれは、大きくてまあるいお月様。
しかも、オレンジ色だったのです。あまりの大きさに見とれてしましました。
 私の家は、ちょうど東の方角だったので、お月様を眺めながら帰れるのです。
とても得した気分。
 このお月様って、どこからみてもこんなにまあるく、オレンジ色なんでしょうか?
どなたか見た方いませんか?

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『おつきさまこんばんわ』 林明子作 福音館書店 735円
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 お月様の絵本は、たくさんあるけれど、このお月様は特別愛らしい。まあるくって、まぶしくって、私が見たお月様は、まさにこんなかんじ。
 表紙いっぱいに描かれたお月様は、とても穏やかな表情。裏表紙は?

 今夜も「こんばんは」って声をかけてみよう。
 
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by merry-kyoto | 2008-04-22 17:49

ちいさな島

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 鴨川を眺めていると、「今日は気分がよさそう」とか
「ちょっとご機嫌ななめかな」とかぼんやりと考えてしまいます。
 きっと川には、人格があると思うのです。
 なにも言わないけれど、存在しているだけで、こんなにも人々を
魅了するそれは、山かもしれないし、海かもしれない。
 鈴鹿の山々、四日市の海、元気にしとるかな。 

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『ちいさな島』 ゴールデン・マクドナルド文 レナード・ワイスガード絵
         谷川俊太郎訳 童話館出版 1575円
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 おおきな海にうかぶ、ちいさな島。
島に暮らす生き物たちの営み、そして季節の移り変わりが美しい島。
 夏のある日、一艘のヨットが、島にやってきました。
 一緒にやってきたこねこが島に言います。「海がとてつもなくおおきいように この島は とてつもなくちいさい」島がいいます「きみだって そうだよ」
 ねこと島の会話は、まるで詩のようでもあり、学者の問答のようでもあります。

 この本を、谷川さんの訳で読むことができることが、私たちの幸せです。

 
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by merry-kyoto | 2008-04-21 18:46

ぼく、おへんじは?

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 質問ってむずかしい。
 ほんとうにききたいのか、自分でもわからないのに、
つい口にしているおきまりの質問。
 じっくり考えてやっとみつけた、とっておきの質問。
質問にもいろいろありますよね。
 気の利いた質問がすぐに、できる人になりたいものです。

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『ぼく、おへんじは?』 ヤニコフスキ・エーヴァ文 レーベル・ラースロー絵
              いせきょうこ訳 ポプラ社 1365円
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おとなは・・・
「おなまえは?」
「おとしは?」
「きかれたら、ちゃんとおへんじしなさい」
「パパとママとどっちがすき?」

子どもだって・・・  
「船はどうやってうごの?」
「どうして結婚したの?」
「くじらってどのくらいおもいの?」
「なんでしんじゃうの?」

 おとなは、むかし確かに子どもだったのに、子どもにとってくだらない質問をし、先生は、むかし確かに生徒だったのに、宿題をたくさんだして、テストをするんでしょうか?
 そんな、解けない謎があら、まあ不思議。
この本を読めば、あっという間に解決。
するかどうか、試す価値はありますよ。
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by merry-kyoto | 2008-04-20 18:50