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メリーゴーランド京都店より・・・本を読む日々

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おひさまパン

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 昨日はお休みでした。久日ぶりに何の予定も作らず、映画に行ったり
家でのんびりしたりしました。あたたかな日だったので、ずっと気にな
っていた葱の根っこをプランターに植えました。これでまた、葱が伸び
てくるはずです。
 気分がいいので、粉を取り出し、パンを焼くことにしました。近頃失
敗ばかりだったので、やる気も失せていたけれど、今日はいい予感がし
ます。
 予感は的中。今までで一番すばらしくふくらんだ、しっかりしたパン
が焼きあがりました。一口食べるたびに「おいしい、おいしい」と言わ
ずにおられないので、これは大成功といえましょう。

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『おひさまパン』 エリサ・クレヴェン作 江國香織訳 金の星社 1365円
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 寒い寒い冬。おひさまはすっかりかくれてしまい、はだかの木々は凍えた骨みたいに、ふるえています。みんなおひさまが恋しくてしかたありません。
 そこでパンやさん、おひさまのようなパンを焼くことにしました。パンはオーヴンの中で、どんどん膨らで・・・。
パンの焼ける匂いが、まるで春をつれてきたような、光にあふれた絵本。
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by merry-kyoto | 2009-01-30 16:44

オリジナル財布

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 静岡にROKKODOという大好きなお店があります。
増田さんの同級生でものある澤井さんご夫婦とはもう長いお付き合い。
お店をすること、地元で物を売っていくこと、それは大げさではなく、
生活の提案と、文化を根付かせることにも繋がる大切な仕事であると。
 ROKKODOを訪ねる度に、姿勢を正されるような、早く自分の店に
帰ってあれこれやりたくなるような、そんな気分になるのです。
 とにかく、一度ROKKODOでお買い物してみてください。その物と
の出会いに感謝して、これから付き合っていくのが楽しみになるんです
から。

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メリーゴーランドオリジナル財布 3600円(税込み) キャメルのみ
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 ROKKODOの澤井さんの紹介で、かれこれ30年近くのお付き合い。京都にある原田商店さんにお願いして、オリジナルの財布を作りました。
 軽くて丈夫な皮で、使い込むほどにあめ色になっていきます。ワンポイントで長新太さんの馬のイラストが型押しされています。シンプルですが、カードもたっぷり入る優れものですよ。
 
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by merry-kyoto | 2009-01-27 17:59

和菓子のほん

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 四日市や桑名には安永餅というお菓子があります。その昔お伊勢参りの道中、
旅人が袂にいれやすいように、ぺたんとした形に焼き上げたとか・・・。
 焼き色がついたお餅は、口に含むと香ばしい香りがほんのりするのです。
他にもへんば餅、赤福餅、さわ餅、鈴鹿あられなどなど、三重県にはおいしい
お菓子がたくさんあるんですよ。
 おばあちゃんが甘いもの好きだったので、わたしも随分渋いお菓子を食べて
育ったんだと思います。
 三重県、ええとこやろお。

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『和菓子のほん』 中山圭子文 安部真由美絵 福音館書店 1365円
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 和菓子の色、形、名前。季節を上手に表現していて、眺めるだけでもうっとりします。
 特にお正月に並ぶ和菓子が大好き。白くてつやつやの肌のじょうよに、小さな金箔が添えてあったり、うっすらと桃色に色づけしてあるねりきりだったり。その潔さにいつも魅せられてしまいます。
 そんな特別なお菓子だけでなく、いばら餅やおはぎ、みたらし団子などたくさんの和菓子が紹介されているこの本を開くと、日本人の豊かな感性を再発見できて、誇らしい気持ちになります。
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by merry-kyoto | 2009-01-25 13:34

ちいさいケーブルカーのメーベル

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 1993年、私はサンフランシスコの郊外に暮らしていました。
 教会の前の古い家で、庭にはレモンの木とくるみの木がありました。
 アメリカという大きな国に居るのに、私の世界は自転車で通うダウン
タウンの学校と、たまにバートという電車で出かけるバークレーや、
サンフランシスコの街だけ。
 ほんとうにこじんまりとした、つつましい生活でした。
今考えると、びっくりするような出来事がたくさんあったけれど、
 とにかく楽しんで日々を送っていた自信だけはあります。
 あの時の時間は、しっかりと私の糧になっているんだと思います。

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『ちいさいケーブルカーのメーベル』 バージニア・リー・バートン作
                       かつらゆうこ・いしいももこ訳 ペンギン社 1365円
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 坂の多い街、サンフランシスコ。あまりに急な坂のため、馬たちがすべって転んでしまうほどだったそうです。そこで1873年にケーブルカーが誕生しました。
 みんなの人気者だったケーブルカーも時代の流れと共に、廃止の危機にさらされます・・・。
 そこで、ケーブルカーを愛する人たちが声をあげて「サンフランシスコのケーブルカーをまもるしみんのかい」を立ち上げました。さて、みんなの思いは通じるのでしょうか?
 この本は、大きな社会問題を扱ってもいますし、ケーブルカーのくわしい構造と魅力もたっぷりと描かれてもいます。そして何よりサンフランシスコの街の素敵さが存分に伝わってくる名作だと思います。
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by merry-kyoto | 2009-01-21 18:38

白雪姫

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 今日は朝からずっとりんごジュースのことばかり考えています。
きっとなにかきっかけがあったのだとは思うのですが、とにかく
ずっとです。
 冷たいのもいいけど、あったかくして、生姜のすりおろしたの
を入れてもいいなとか、すこしコアントローを垂らしたら美味し
いに違いない!とか・・・。
 こんな具合に、昨日の食べ物はぎょうざ。その前はカレー。
その前の前はれんこんでした。くいしんぼうでしょう。
 今日はりんごジュースを買って帰ります。

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『白雪姫』 高津美保子文 山本容子絵 ほるぷ出版 1523円
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 りんごが印象的な物語と言えば、『白雪姫』
 山本容子さんの手書きの文字と、美しい銅版画が物語をいっそう引き立たせます。それにしても山本さんの描く女性は見事に美しく、そして恐ろしい!
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by merry-kyoto | 2009-01-20 16:21

ユックリとジョジョニ

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 子どものころ観た映画『ティファニーで朝食を』のワンシーン。
オードリー・ヘップバーンがバルコニーに座ってギターを爪弾きな
がら、「ムーンリバー」を歌う場面が忘れられずにいました。
 ずっと憧れていたので、ウクレレを手に歌を歌っています。
 四日市ではsunny-side upというバンドをやっていました。京都に
来てからは時々機会があれば、歌わせてもらってます。
 さて! 京都は左京区にありますキッチンハリーナという小さく
ご飯のおいしい、すてきなお店でワンマンライブをやります。
ゲストに鈴木ちひろちゃん(FROM吉田省念と三日月スープ)登場です。
投銭ですので、お気軽にのぞいてみてくださいね。
 チラシのイラストはひげのおっさんです。ひげのおっさんは時々
絵を描いていますが、これがまたすてきなんですよ。早く展覧会
したらいいのに。

1月30日(金) 8:00PMスタート
キッチンハリーナ 左京区田中大久保町28-6 富田ビル1F TEL075-724-3568

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『ユックリとジョジョニ』 荒井良二 ほるぷ出版 1470円
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 ユックリはアコーディオン弾き、うたがじょうずです。ジョジョにはダンスがとくい。
ブーバ・トリロリ クルリ・クル
 このころの荒井さんの色彩が好きです。どうしてこんな世界を作り出せるんだろうと思います。音と色が詰まった絵本です。
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by merry-kyoto | 2009-01-19 17:07

いしころ

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 子どものころ、写真があまり好きではありませんでした。
例えば「みんなのうた」でアニメーションだとうれしくなるのに、
写真とか実写だとがっかりするのです。
 きっと現実的過ぎて、つまらない気分になっていたのかな。
 絵本もそうでした。この本は家にあって、何度も何度も開いた本
です。あの頃のわたしは、石の模様をいろんなものに見立てて、
そこに面白さを感じることが、どうしてもできなかったし、いしこ
ろをあめちゃんのつつみ紙につつんで、「おいしそう」とどうしても
思えずにいました。
 懐かしいけど、好きかどうかいまだによくわかりません。
 

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『いしころ』 森宏詩・作 京田信太良・絵 平光紀雄・撮影 文研出版 1155円
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 いろんなもようのいしころ。ひとつもおなじのがないいしころ。
そのもようを顔や波、木の枝やパイプのけむりにみたてて遊びます。
 いしころを拾いにいきたくなりますよ。
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by merry-kyoto | 2009-01-18 16:31

ちいちゃんのたからもの

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 土曜日の昼下がり、「こんにちはー」と言って女の子がやってきました。
おかっぱ頭にぼんぼんのついたマフラーが、とってもすてきな女の子です。
 入ってくるなり「これどうぞ」とテッシュに包んだお菓子をくれました。
小さな手紙には「おねえさんへ いつもかわしてくれてありがとう ほんすき」
と書いてありました。
 「秘密めいたことをするから」といって内緒で用意してくれたようで、
お母さんもびっくりしてみえました。
 本当にうれしかったです。こちらこそありがとう!!

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『ちいちゃんのたからもの』 杉浦さやか作 学研 1260円
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 子どものころ、この本に出てくる子どもたちのように、こまごましたものを集めるのが大好きでした。
 杉浦さんの描くちいちゃんやおにいちゃん、おねえちゃんは全部が私そのもののような気がして、ページをめくりながら子どもの頃遊んだ部屋やじゅうたんの模様なんかが浮かんできて、どきどきしました。
 そんなときだったのです。おかっぱの女の子が店にやってきたのは! 
 ちいちゃんにそっくりで、本から飛び出してきたのかと思いました。
 とってもこころ踊るサプライズでした。今日はいい日です。
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by merry-kyoto | 2009-01-17 14:16

ルピナスさん

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 窓の外が妙に明るいなと思って振り返ると、東山の一帯だけ夕焼け前のような
明るさで、光が当たっていました。
 そしてそこに大きな虹が!根元のほうがくっきりとした、それはそれは立派な
虹でした。雪がちらついてきたせいか道行く人はみんな寒そうに肩をすくめて、
空を見上げている人なんてだれもいません。
 「空みてください!」と鴨川に向かってさけびたくなりました。

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『ルピナスさん』 バーバラ・クーニー作 かけがわやすこ訳 ほるぷ出版 1365円
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 ルピナスさんがまだ小さな女の子だったころ、おじいさんとこんな約束をしました。それは「世の中を、もっとうつくしくするために、なにかする」というものでした。
 ルピナスさんはすっかり成長し、美しい娘になり、かしこい大人の女性になり、海辺の小さな家で暮らす、小さなおばあさんになりました。そして、彼女のやり方で、みごとに世の中をうつくしくしたのです。
 寒空の中に美しくたたずむあの大きな虹をみて、どうしてかルピナスさんを思い出したのでした。
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by merry-kyoto | 2009-01-14 17:57

しろいゆきあかるいゆき

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 今朝の京都は特別寒く、きんとした空気に思わずくじけそうになりました。
鴨川の中洲にはうっすらと雪が積もっています。雪と同じくらい白いゆりかも
めたちは眩しそうに水面に浮かんでいました。
 
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『しろいゆきあかるいゆき』 アルビン・トレッセルト作  ロジャー・デュボアザン絵 
                 えくにかおり訳 BL出版 1323円
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 ゆきが降り出す前のすこしの予感を描いた絵本。
 コートのボタンを上まで留めるおまわりさん。ゴムぐつをはく郵便やさん。薬だなにせきどめがあるのを確かめるおくさん。ゆきのさいしょのひとひらを待ち望む子どもたち。
 デュボアザンの描くにび色の空からは、まさにゆきの匂いがしてきそうです。
江國さんの訳もすばらしい。
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by merry-kyoto | 2009-01-12 14:44