ブログトップ

メリーゴーランド京都店より・・・本を読む日々

junzizi.exblog.jp

<   2009年 05月 ( 17 )   > この月の画像一覧

なにをたべたかわかる?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 うちの3匹はとってもくいしんぼうです。
普段はカリカリのえさを食べているのですが、安いお魚を手に入れると
大きな鍋で煮て、にんじんや大根のしっぽ、お冷ご飯もまぜて、ペー
ストにしておきます。このご馳走を食べた後の3匹はとっても満足そう。
無意味なケンカやいたずらもせずに、気分よさそうに顔のまわりをペロ
ペロとなめているのです。
 我が家の平和のためにも、ご馳走作りはかかせません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 『なにをたべたかわかる?』 長新太 絵本館 1050円
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 おおきな魚をつりあげたねこ。魚をかついで歩いていきます。
ところがこの魚、出会う動物たちをみんなぱくりと食べてしまうのです。
 魚はどんどん大きく、重たくなるのですが、ねこにはどうしてかさっ
ぱりわかりません。
 さて、最後はどうなると思いますか?
 長さんならではの、ほのぼのナンセンス。すました魚がたまりません。
[PR]
by merry-kyoto | 2009-05-31 12:59

ノンちゃん雲に乗る

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 「『ノンちゃん雲に乗る』という本ありますか?」
お客様に訪ねられて、今日ほど「はい ございます」と答えられて
うれしかったことはありませんでした。その方は小学校の2年生の
時に先生が少しずつ読んでくださって、でもなぜか途中で終わって
しまって、それ以来ずっと気になっていらしたそう。
 その事をうちの店に入ってみえて、ふっと思い出されたそうなの
です。「随分昔のことです」と言うとお客様はうれしそうに、包みを
手にされました。
 石井さんもきっと喜んでみえるだろうなと思い、長い時間心のど
こかに留まり続ける、子どもの本の持つ魔法を垣間見た気がしました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『ノンちゃん雲に乗る』 石井桃子著 中川宗弥画 福音館書店 1260円
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 今ではちょっと古風な言い回しや、会話が当時の様子を鮮やかに、
物語ります。そのくせすこしも古びない物語の面白さに、ついつい引
きこまれていくのです。
 子どもの頃に夢中で読んで、大人になってもう一度読みたいと思う
日本の名作。
 
[PR]
by merry-kyoto | 2009-05-30 19:05

うえきやのくまさん

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 育てていた二十日大根の収穫の日がやってきました。
最近は、黒い小さないもむしがついて、葉っぱを食べていたので、
いもむし取りが日課だったのですが、今朝みると、土から根の白
い部分が顔を出しているではありませんか。
 葉っぱの根本をもって引き抜くと、細い根っこが土にからみつ
いてくる心地のいい抵抗と、プチプチとそれらが切れる音、そし
て白くてつやつやの小さな大根が現れました。
 葉っぱを茂らせた姿にほれぼれします。
 早速トマトと軽くあえてサラダにしました。収穫って楽しい!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 『うえきやのくまさん』 フィービとジョーン・ウォージントンさく・え
               まさきるりこ訳 福音館書店 945円
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  私の大好きな「くまさんシリーズ」今回はうえきやさんです。
 植木の手入れや、芝刈り、畑でつくった野菜の販売とくまさん、
大忙しです。
 働く喜びをちゃんと知っているくまさんは、どんな仕事をしても
とても誠実でご近所さんからも評判。
 きちんと日々を送ることの大切さを感じ、本を開く度に自分の
日常を振り返ります。
 くまさんのようでありたいと、心から思うのです。
 
[PR]
by merry-kyoto | 2009-05-29 18:20

おへやのなかのおとのほん

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 音が気になります。
 例えば、目覚ましを買う時、どんな音がするのか試さずには
いられません。
 玄関のチャイム、電話の呼び出し音、自転車のベルなどなど。
 今朝、庭師さんが「ブオーン、ブオーン」という音をさせな
がら、落ち葉の掃除をしていました。ちょっと前なら、竹箒の
「シャッ、シャッ」という音だったはず。
 新しい物が出ると、便利で効率よくなるのかもしれませんが、
ここちのいい音が、どんどんなくなっていくような気がしてな
りません。
 そのためにも、我が家には足踏みミシンが必要なのだ!と決
意をあらたにしています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『おへやのなかの おとの ほん』 マーガレット・ワイズ・ブラウン文
                      レナード・ワイズガード絵 江國香織訳 ほるぷ出版 1365円
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 こいぬのマフィンはかぜをひいたようです。
 今日は一日小さなねどこで寝ていなければなりません。
できることといえば、りょうめをとじて、じっと耳をそ
ばだてること。 
 ほら、家のなかのいろんな音がきこえてきますよ。
 ワイズ・ブラウンの日常を丁寧にすくいとった文章が
大好きです。
 テレビもラジオも全部消して、耳をそばだててみましょう。
 
[PR]
by merry-kyoto | 2009-05-26 14:39

ポッケのワンピース

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 うちにはミシンがないので、たいていの物は手縫いです。
どうしてもミシンが必要なときは、おむかいさんに拝借。
 おむかいさんは、もう40年も愛用しているという足踏み
ミシンを使っています。
 黒くつやつやのミシンを初めて触った時には、感激しました。
しっかりとした木のテーブルに備え付けられたそれは、どっし
りとしていて、まさに質実剛健。そして、とても心地いい音を
たてるのです。
 今まで、電動ミシンはどうも相性がよくなくて、苦手だった
のですが、足踏みミシンが家にあったら、とってもいいだろう
なあと思って、今探しています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 『ポッケのワンピース』 つちだのぶこ 学研 1260円
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ブブノワさんのお母さんは裁縫上手。カタカタ カタカタと
ミシンの音を響かせて、ポッケのたくさんついたワンピースを
こしらえてくれました。 
 できたてのワンピースを着て、ブブノワさん早速お出かけです。
 するといろんな動物が集まってきて・・・。

 目の前でお母さんが、ワンピースをこしらえてくれるなんて!
まさに魔法のよう。出来上がりを待つブブノワさんの様子がま
たかわいらしいのです。
 
 
 
[PR]
by merry-kyoto | 2009-05-25 14:33

こども

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 四日市にいたころ、少林寺拳法をやっていました。
ひげのおっさんが私の師匠です。
 子どものクラスは1年生から入門できます。私も時々
指導の手伝いに行っていたのですが、これがとにかく
おっちゃくい。「並んで!」といってもそう簡単には並
びません。
 いつまでもおだっとる子どもは、羽交い締めにして耳
元で「ええかげんにしやんとトイレに流すに!」と言い
ます。
 そうです、道場には子どもを流す用の秘密のトイレが
あって、今までに、あんまりふざけてばかりの子は流さ
れていたのです。ああ怖い。

 昨日のキッチンハリーナのライブにたくさんの子ども
が来てくれました。それも男子ばかり。その子たちをみ
ていて、道場の子どもを思いだしたのでした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『こども』 キャサリン&ローレンス・アンホルト 絵と文 うちだりさこ訳
       徳間書店 1365円
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 大人は言います「最近の子どもは・・・」「子どもというものは・・・」
でも「子ども」ってひとくくりにできるものではないですよね。
 隠れる場所、ポケットの中、こわいもの、ひみつ、みんなそれぞれ違うはず。
 当たり前のことだけど、忘れてしまいがちなことを、色彩豊かな絵で、気づか
せてくれる絵本。
 そんなことばっかり言ってると、子どもに「最近の30代は・・・」とか
「大人というものは・・・」なんて言われちゃいますよ。
[PR]
by merry-kyoto | 2009-05-23 13:55

せかいのひとびと

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 今年は香菜の種をまきました。
芽が出て、双葉になったので、間引きをしました。
間引いた葉っぱがもったいないので、はるさめスー
プを作りました。
 にんにく、しょうが、ヌクマムで風味付けし、
仕上げに香菜をパラパラ。
 とてもおいしくできて、満足。
もっと大きくなって、わさわさと葉っぱを茂らせ
たら、毎日食べられるなんて夢のよう。
 香菜の香りはいつも私に遠い国を思い出させる
のです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『せかいのひとびと』 ピーター・スピアー作 松川真弓訳 評論社 1575円
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 初めて香菜を食べたのは1992年、ベトナムでのこと。
あの時の市場の雑踏、食堂の雰囲気、ベトナム語の響き、
食べ物のにおい、全部が初めてのことで、うきうきして、
私の体の中にわーっと入り込んできたのです。
 私は生春巻きを夢中でほおばり、きょろきょろしながら、
ベトナムが大好きになっていったのです。
 行ったことのない国、そこで暮らす人々、この世界を一冊
の絵本で語るなんて、とうていできっこないと思うのですが、
ピーター・スピアーはそれを見事に表現しています。
 最後の2見開きは圧巻ですよ。
[PR]
by merry-kyoto | 2009-05-19 16:37

ねこのホレイショ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 「ニコ」「あおちゃん」「ちゃーちゃん」うちの猫3匹です。
 みんな見事に性格も癖もちがっていて、朝から大騒ぎです。
中でも一番しかれっぱなしなのが、ちゃーちゃん。
 とにかく、ありとあらゆるいたずらをして、その間にあおちゃん
と猛烈なおいかけっこをし、スキあらばニコにパンチをし、ちょっと休憩。
 また思い出したように、いたずらをするしまつ。
一日に何度「これ、ちゃーちゃん!」と口にしていることでしょう。
 それでも愛しいから不思議なもんです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 『ねこのホレイショ』 エリナー・クライマー文 ロバート・クァッケンブッシュ絵
              阿部公子訳 こぐま社 1050円
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 おじさんねこのホレイショ。めったにのどをゴロゴロならさないし、
だかれるのはまっぴらごめん。かわいがられるより、尊敬をこめてあ
つかってほしいと思っている、きむずかしいねこなのです。
 ある時、飼い主のケイシーさんが犬やハトそれにうさぎをつれてき
たからさあ大変。
 ホレイショのプライドは崩れさり、ついに家をでる決心をします。
 街に出たホレイショの苦労と帰還までの物語。
 
[PR]
by merry-kyoto | 2009-05-17 17:25

おなかの大きい小母さん

 奈良の喜多ギャラリーに風倉匠展を観にいきました。
初めて訪ねたそこは、大きな木がたくさん生えている、豊かな庭の
中にありました。風がきもちよさそうに木々を揺らすと、ざわめきが
聞こえて、夕方の光がちらちらとこぼれます。落ち葉をふみながら
空をあおぐと、なつかしい気持ちになりました。
 子どものころ、父に連れられ山に行ったときに感じた記憶。
そこにはなにもなく、なにも存在しないのに、すべてがあるような感覚。
 さみしいような、ひとりぼっちのような、でも満ち足りた気持ち。
そして、まどさんの詩を思い出しました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 『おなかの大きい小母さん』 まどみちお 大日本図書 1260円
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 おなかに赤ちゃんがいるというのは、本当に不思議です。
このおちびさんは、私の子どもであって、私の子どもでない。
 遠くのどこかからの、預かりもののような、そんな気持ちがするの
です。
 まどさんはおなかに赤ちゃんを宿したことがないのに、こんな詩を
かくなんて、不思議な人です。
 お母さんの存在を通り越して、何かが赤ちゃんに語りかける感覚、
今の私にはとてもよくわかります。
 それがわかる自分がうれしいのです。


※先日の「ひげのおっさんの店番の日」には、たくさんのご来店
 ありがとうございました。
 とても忙しかったとひげのおっさんは、びっくりしておりました。
 来月も予定が決まりましたら、お知らせいたしますので、ぜひ
 遊びにきてくださいね。
[PR]
by merry-kyoto | 2009-05-15 17:55

おいしいみず

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 しょうががたくさんあったので、ジンジャーエールのもとを作りました。
すりおろしたしょうがをお鍋に入れて、はちみつをたっぷりかけて軽く煮込みます。
 瓶につめて、できあがり。
あとは、おいしい炭酸水やお水をそそげば上等のジンジャーエールのできあがりです。
 簡単で夢のようなジンジャーエールのもと。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 『おいしいみず』 片山健作・絵 農文協 1400円
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 みずがめさんは まいあさ めがさめると うれしくて うれしくて、
 みんなのところへ いそぎます。
 
本を開けると、おいしそうなみずをたたえたみずがめさん
のうれしそうな姿とこの文章。
久しぶりにくらくらきました。
 みずがめさんのみずはどうぶつたちが飲めば、飲むほど
わいて、かれることがないというのです。
 ところがある日、みたことのないいろみずのみずがめが
やってきて・・・。
 『たのしいふゆごもり』で描かれた森の、山の、秋の
空気にくらくらきた私ですが、今回はたぷたぷとした、
水と、そのストーリーの奥深さにたため息が出ます。
 木葉井悦子の『かぼちゃありがとう』と同じ、つきることの
ない愛と生命力のにおいがそこには確かにあるのです。
[PR]
by merry-kyoto | 2009-05-12 19:03