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ある朝突然に「フライドポテトが食べたい!」と思いました。
さあ、その瞬間から葛藤が始まります。
私は大人なので、お財布をもってハンバーガ屋さんやコンビニに行
きさえすれば、簡単に食べられます。
でも私のおなかの中にはおチビさんがいるので、そんなジャンク
なものを食べちゃっていいのだろうか、とも考えます。
さて私はナチュラリストではなくただのくいしんぼうなので、も
ちろんフライドポテトを食べるのはOKです。
でも、はたしてファーストフードのそれは最後の1こまで、おい
しいのかなとまた考えます。
あれこれあれこれ、考えたあげく帰りにジャガイモを買って、家
でローストポテトを作ってみて、あまりにおいしいので、すっかり
満足したのでした。大騒ぎでしょう?
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『じめんのうえとじめんのした』 アーマ・E・ウェバー文・絵 藤枝澪子訳
福音館書店 945円
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いまから66年も前にアメリカで書かれた本です。
素朴で、すこしへんてこなイラストと端的な文章を、楽しんでいるうちに、なるほど、「じめんのうえがあるから、したがあるのか」とか「したがあるから、うえがあるのだ」などと面白がっている自分に気がつきます。
「じゃがいもが、りんごのように木になっていると思っている子どもがいるんだって」なんて話している大人がいましたが、そんなこと言ってる間があったら、土を掘ってみたらいいのにと思います。
本の写真を載せるのに、成功しました。でもぼけています。