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先日、女の子とお母さんが店に来てくれました。ドイツに引っ越
されるそうで、持って行く本を選びに来てくれたのです。
絵本をたくさん、そして読み物を少し買ってくださったのですが、
この本たちがこれからこの子と一緒に外国で暮らし、時には女の子
を支えたり、話し相手になるんだなあと思うと、感慨深いものがあ
ります。
女の子が選んだ読み物は、ドイツの作家で、今でも世界中で愛さ
れ続けているプロイスラーの『小さいおばけ』でした。
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『小さい水の精』 オトフリート・プロイスラー 徳間書店 1575円
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『おおどろぼうホッツェンプロッツ』で有名なプロイスラーですが、他にもおもしろい本をたくさん書いています。
私が小学生のころ、夢中になったのが好奇心旺盛で、いたずらっこの水の精の男の子のお話でした。なんとプロイスラーのデビュー作なんですよ。