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メリーゴーランド京都店より・・・本を読む日々

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おじいちゃんがおばけになったわけ

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 昨日読んだあべさんの『動物の死は、かなしい?』の後、ずっとなんとなく
死について考えています。
 私は中学1年生の時にひいおばあちゃんが亡くなりました。おばあちゃんは
病院ではなくて、自宅のいつもの布団の中で息をひきとりました。
 私は「悲しい」という気分ではなかったのを覚えています。
おばあちゃんは病院をとてもいやがっていたし、もう病院に行かなくてもいい
のだと思うとほっとしたりしました。何より、おばあちゃんはとても年をとっ
ていたし、私はとてもかわいがってもらっていたので、もう充分おばあちゃんの
ことは私の中に確かに存在していました。なので、悲しくなかったのかもしれま
せん。私は泣きませんでした。
「死を子どもにわかりやすく伝える本ありますか?」と時々たずねられます。
「死」にはいろんな種類があると思うので、とても難しいです。
大切なのはそのことを受けとめ、受け入れる力だと思います。



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『おじいちゃんがおばけになったわけ』 キム・フォップス・オーカソン文 エヴァ・エリクソン絵
                     菱木晃子訳 あすなろ書房 1365円
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 大好きだったおじいちゃんが死んでしまいました。
ママはじいじは天使になると言い、パパはじいじは土になるのだと言います。
ある夜のこと、じいじがおばけになって、エリックの前に現れます。かべを通り抜けたり、真夜中の町を散歩したり、エリックは毎晩じいじと遊びます。
でも一体じいじはどうしておばけになったのでしょうか?じいじの忘れていた大切なものとは?
 「死」を受け入れていく二人の様子が見事に、けれどさり気なく描かれています。わたしの大切な1冊です。
by merry-kyoto | 2010-09-15 12:25
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