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メリーゴーランド京都店より・・・本を読む日々

junzizi.exblog.jp

ろくべえまってろよ

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犬は人間の言葉を話しません。
猫も人間の言葉を話しません。
犬の言葉がわかればいいなと思ったことはあります。
猫が何を考えているのか知りたいなと思ったこともあります。
犬や猫の言葉が、翻訳される機械が流行ったこともありましたが
そんなに簡単にわかるわけがありません。
けれど、言葉なんていらないのかもしれません。
一緒に過ごした時間を、その確かな存在を感じることが大切だと
いうことを覚えておきたいと思います。


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『ろくべえまってろよ』 灰谷健次郎作 長新太絵 文研出版 1365円
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ふかくてまっくらいあなに落ちてしまった犬のろくべえ。
なんとか助けようとしますが、子どもだけではむずかしそうなので、
大人に助けを求めます。
でも大人って意外と頼りにならないもので、「無理ね」とか「おち
たのが人間じゃなくてよかった」などと言いながら、ちっとも協力
してくれません。
そこで子どもたちは、あれこれと知恵をしぼります。
さてろくべえをあなから助けることができたのでしょうか?
子どもたちのまっすぐな気持。じっと助けを待つろくべえ。
言葉にはならない、目には見えない気持がお互いを強くむすびつけ
ていることに深く心動かされます。
灰谷さんの文章、長さんの絵、今江さんの推薦文。70年代の日本の
子どもの本の奥深さに嫉妬と、敬礼と、拍手を!
by merry-kyoto | 2011-03-26 12:20
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