人気ブログランキング |
ブログトップ

メリーゴーランド京都店より・・・本を読む日々

junzizi.exblog.jp

はるになったら

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 私には、弟が2人います。立派な弟が2人も!
私たちは、極端に、愛情表現が苦手な父と、時として、子どもより子どものような
心をもつ母に、育てられました。
 ものごころついた頃には、私は「おねえちゃん」になっていました。それからずっと
「おねえちゃん」です。時々、おねえちゃん心を、ひどく揺さぶられる本に出会います。

 『はるになったら』は、まだ小さいおねえちゃんの、弟への語りかけの本です。
はじめて読んだとき、なんて弟への愛情にあふれているんだ!と思いました。
でも読み返しているうちに、これは、ちいさいおんなのこが、おねえちゃんであるた
めの、自分への語りかけなんだと、感じるようになったのです。

 シャーロット・ゾロトウのやさしく、こころの深いところにそっと触れる文章と、
ガース・ウィリアムズの描く、ちょっと背伸びしたおんなのこの表情が素晴らしい。


 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『はるになったら』 シャーロット・ゾロトウ文 ガース・ウィリアムズ絵
            おびかゆうこ訳 徳間書店 1470円
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


e0132895_11311328.jpg

by merry-kyoto | 2008-02-16 19:30
<< 根っこの こどもたち 目をさます たのしいふゆごもり >>