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大勢の人のために、料理をつくるのが好きです。
以前、喫茶の仕込みをしていたころは、買出しに行くのが、
楽しみでした。自分ひとりではない、誰かのために山ほどの
食材を買う。わくわくします。
八百屋さんで、ねぎを一箱とか、じゃがいも5キロとか、
たまりません。
八百屋さんに並んでいるやさいを見ると、気持ちが高揚します。
あと、無人販売所とか、市場とか、農協とか・・・大好き!
理想は、いきつけの八百屋さんをみつけて、私の顔をみたら、
八百屋さんが、「今日の大根は最高だよ」とか、「ほうれん草いい
の入ってるよ」とか、声をかけてくれること。
京都でも出会えるかな。
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『やさい』 平山和子作 福音館書店 780円
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この本に登場するやさいたちは、ほんとうにおいしそうです。畑の場面と、八百屋さんに並んだ場面のくりかえしで、やさいがぐっと身近に、そして愛しく思えてきます。
大根のページでは、土から抜くときの音が、キャベツのページでは、ぱんぱんにふくらんだキャベツどおしが、並んでキュッキュいっている音なんかが、聞こえてきそうです。
さつまいものページは必見ですよ。