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なんだか、元気が出ないとき、気分が乗らないとき、
いろんな理由をいっては、学校を休んだものです。
「おなかが痛い」は初心者。経験を積んでくると、
体温計も自由自在。
あの頃は、「お母さんをうまくだませた!」と思って
いたけれど、本当はなにもかもばれていたんだろうなあ。
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『ぼくがげんきにしてあげる』 ヤーノシュ作 石川素子訳
徳間書店 1631円
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ある日のこと、小さなとらは病気になりました。
もう一歩もあるけないほど、ひどい病気です。
ともだちの小さなくまは、包帯をまいたり、スープをこしらえたり、一生懸命看病します。
小さなとらのわがままぶりは、見事なもの。でも小さなくまは言います「だいじょうぶ、しんぱいいらないよ。ぼくが、げんきにしてあげるからね」
ちょっぴり疲れていたり、元気のないときは、この本を誰かに読んでもらってください。とびっきりのスープと一緒に・・・。