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贈り物を考えるのがすきです。
もちろん、もらうのもだいすき。
いろいろ想いをめぐらせて、とっておきを思いついたときの
喜びといったら!
贈り物は、その物ももちろんですが、それにまつわる想いや
エピソードも重要な要素ですよね。
弟たちがまだ小さかった頃、近所の八百屋さんで、きゅうり
とお豆腐をそれぞれ選んで、「母の日のプレゼントにしてください」
と言ったのを、今でも鮮明に覚えています。
あの時は、「はずかしい」と思ったのに、今は「誇らしい」と
思います。
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『うさぎさん てつだってほしいの』 冨山房 1050円
シャーロット・ゾロトウ文 モーリス・センダック絵 こだまともこ訳
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お母さんの誕生日、おんなのこは、なにかをプレゼントしたいのですが、あげるものが何もありません。そこで、うさぎさんに相談します。
おかあさんのすきな「あか」を探して森を歩いたり、「きいろ」を探したり。すっかり日が暮れた頃、すてきな贈り物がそろいました。