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メリーゴーランド京都店より・・・本を読む日々

junzizi.exblog.jp

うまれてきた子ども

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 先日、友人の家に遊びに行きました。赤ちゃんがいるお家です。
甥っ子や、姪っ子にもなかなか会えないので、赤ちゃんをだっこできる
のもとても楽しみでした。
 「かわいい」という言葉なんかじゃ、申し訳ないような、尊い存在
としてそこに居る。
 「この子がいるだけで、満足」2人とも言葉にはしないけれど、
そう言っているようでした。

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『うまれてきた子ども』 佐野洋子作 ポプラ社 1260円
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 「うまれたくなかったから うまれなかった 子どもがいた。」
冒頭の一句。衝撃的でした。
 今まであたりまえだと思っていたいろんなことを、ぐらぐらと揺さぶられたような、気分になったのです。
 生まれなかった子どもは、蚊にさされても、犬にかまれても、なんともない。うまれてないから、かんけいないのです。
 あることがきっかけで、子どもは生まれることを決心します。
うまれた子どもは、おかあさんのにおいをかぎ、おなかもすいて、風がふくとげらげら笑います。
 「生きてるってそういうことなんだ。」読み終わった後、なにかがすとんと、おなかに収まったのでした。
by merry-kyoto | 2008-04-19 18:41
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