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子どもの頃、恐れていたことのひとつに、「歯がぐらぐらになること」
がありました。ぐらぐらしてきたら、がんばってだれにも気づかれない
ようにしていないと、大変なことが起こります。
父にみつかったら、すぐさま、「次に生えてくるおとなの歯のじゃま
やから」という理由で、ペンチでいっきに抜かれてしまうのです!
抵抗の余地なし。
初めは笑っていた弟たちも、自分の番がくるころには、泣きべそかいて、
逃げ回っていたものです。 今考えても、恐ろしい。
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『いーはとあーは』 やぎゅうげんいちろう作 福音館書店(また!) 780円
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体のことを、いろんな角度から、わかりやすく伝えてくれる、やぎゅうさん。
はみがきが苦手な人もこれを読むと、「なるほど、だから磨かなきゃいけないんだ」と納得するはず。「がしがし」じゃなくて、「こちょこちょ」が大切ですって。
私の信頼する歯医者さんに、「歯が痛くなったら、どこにいくんですか?」とたずねると、「それが、一番問題なんです、あんな恐ろしいこと、人にしてもらいたくない」と言っていました!
みなさん、歯は大切にしましょう!