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メリーゴーランド京都店より・・・本を読む日々

junzizi.exblog.jp

ジルベルトとかぜ

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 風が騒ぐこんな日は、なんだか気持ちまでそわそわと、落ち着きません。
どこかから、何かがやってくる? 
それとも、どこかにとんでっちゃう?

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『ジルベルトとかぜ』 マリー・ホール・エッツ作 たなべいすず訳 
              冨山房 1260円
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 目にみえない何かと、本気でかかわれる年齢って、特別。
それは、一人のとき。友達も、おとなもいない一人きりのとき。
 ジルベルトにとって、風はいじめっこの上級生であり、おこりんぼの母さんであり、力強い父さんである。
 「かぜくん」と語りかけ、笑って、すねて、意地悪して。
最後のページでかぜとねているシーンは、素敵です。

 ジルベルトが大きくなって、風と遊ばなくなっても、風はジルベルトのことをずっと忘れない。そして時々いたずらに、ぼうしを飛ばしたりするんでしょうね。
by merry-kyoto | 2008-05-19 18:17
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