人気ブログランキング |
ブログトップ

メリーゴーランド京都店より・・・本を読む日々

junzizi.exblog.jp

おふろやさん

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 子どものころ暮らしていた家には、内風呂がありませんでした。
夜になると、道をへだてたおばあちゃんの家に、もらい湯に行っていました。
大きな樽のような湯船、蒔をくべて沸かすお湯。
 湯船と洗い場の間に溝があって、そこにせっけんを落とすと、しかられたものです。
「湯船の中は極楽、隣の溝は地獄」そんな風に思っていました。
またあんなお風呂に出会いたいなあ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『おふろやさん』 西村繁男作 福音館書店 840円
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
e0132895_1755426.jpg
 町のおふろやさん。町の社交場。 
あかちゃん、子ども、お姉さん、お兄さん、おばさん、おじさん、おばあさん、おじいさん。いろんな人が一緒に大きなお風呂に入る。刺青がある人だったり、妊婦さんだったり、いろんな人が見られるのも密かな楽しみ。
 だって、みんなはだかんぼなんですよ。こんなことってあまりないでしょう。
 この絵本には、文字がないのに、お湯の音や、わんわん響くしゃべり声なんかが聞こえてくるんです。
 1日目、なにはともあれ、おふろやさんに行く
 2日目、この本読む
 3日目、再びおふろやさんに行く

 きっと、おふろやさんが大好きになりますよ。
by merry-kyoto | 2008-05-24 18:01
<< エマおばあちゃん たねのはなし >>