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メリーゴーランド京都店より・・・本を読む日々

junzizi.exblog.jp

エマおばあちゃん

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 「おかあさん」「おとうさん」「せんせい」
こう呼んでしまうと、その人の人となりより、立場としてのイメージで
接してしまう気がします。
 本当はいろんな顔があって、当然なのに忘れてしまいがち。
小学生のころ、遠足の前の日にスーパーにおやつを買いに行くと、
担任の先生が、子どもとおやつを買いに来ていたのです。
「先生ってお母さんなんや!」と当たり前なのに、ちょっと落ち着かない
ような、不思議な気分になりました。

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『エマおばあちゃん』 ウェンディ・ケッセルマン文 バーバラ・クーニー絵
              もきかずこ訳 徳間書店 1365円
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 エマおばあちゃん72歳。
子どもが4人、孫が7人、ひ孫が14人。
子どもにとっては「おかあさん」
孫にとっては「おばあちゃん」
ひ孫にとっては「ひいおばあちゃん」
 どこから見ても、幸せなおばあちゃんです。でもだれか、エマおばあちゃんを「エマさん」と呼ぶ人がいるのでしょうか?
 趣味をもち、ささやかに暮らす一人の女性として、おばあちゃんに接したことがあるでしょうか?
 絵を描く喜びに目覚めたエマおばあちゃん。家族には内緒で創作を始めます。
 しなやかに人生を生きる、エマおばあちゃん。
かっこいいですよ。
by merry-kyoto | 2008-05-25 16:01
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