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電車で男の子が本を読んでいました。
夢中になっています。
でも彼はとても眠いようで、ときどき眠っては目をさまし、
また本の中に入っていくのでした。
そのはざまにいる姿をみているだけで、幸せな気分になりましいた。
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『おはなしばんざい』 アーノルド・ローベル作 三木卓訳
文化出版局 897円
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ある日のこと、一匹のねずみが木の下で本を読んでいると、いたちにつかまえられてしまいます。
いたちはさっそく、スープをつくろうとねずみをおなべにいれます。
さて、ねずみくんそこで一言「スープってのは、おはなしを入れなきゃおいしくならないんだよ」
おはなしをもっていないいたちは、ねずみにおはなしをしてもらいます・・・。
本好きなねずみとどこか間の抜けたはらぺこいたちの知恵比べ。
無事家にかえったねずみはまず何をしたと思います?
おはなしばんざい!