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今日一日、引き続き夏を惜しみましょう。
ついに、8月31日です。明日から9月です。
今年は海に行きませんでしたし、花火もしなかった。
浴衣も着なかったし、盆踊りも踊りませんでした。
昨日、「もう夏が終わってしまうなあ」と私が言うと、
友人が「そう、夏ざまあみろやわ」と言ったのです。
彼女は夏が大嫌いで、夏なんてこなくていいと思って
いると言うのです。
衝撃的。
夏は誰にでも、大歓迎されるものだと思い込んでいた私でした。
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『うさこちゃんとうみ』 ディック・ブルーナ作 石井桃子訳 福音館書店 630円
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あるひ、おとうさんのふわふわさんが
「きょうはうみにいくんだよ。いきたいひとだあれ」と言いました。
「あたし あたしがいくわ」とうさこちゃんはいいました。
この会話がたまらなく好きです。ちいさな確認。
家族でも、仲のいい人同士でも、ちいさな確認って大事でしょう?
この一言の会話だけで、気分はとっても盛り上がるし、つれていってもらうんじゃなくて、「行く」のスイッチが入る気がするのです。
「もう帰ろう」というお父さんに「あたしまだくたびれない、もっともっといましょうよ」といいながら、帰り道眠ってしまうところも微笑ましい。