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メリーゴーランド京都店より・・・本を読む日々

junzizi.exblog.jp

青い大きな家

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 四日市では古い古い長屋に暮らしていました。そこは私が生まれたころから
6歳まで暮らした家で、その後私たち家族は山の方に引っ越したので、しばらく
空家になっていました。
 1995年から2007年まで12年間そこで暮らしましたが、あまりにもオンボロ
なので弟たちからは「あんたこんなところによう一人で住んどんなぁ」と心配され
ていたのか、あきれられていたのか。
 夏は暑く冬は外よりも寒い。けれど私と家はうまくやっていたと思います。
 今もやっぱり古い町屋に暮らしています。建てられた年代が近いのか、
四日市の家とたたずまいが同じで、とても居心地がいいのです。
 先日、伊藤まさこさんが、お昼ごはんと共に家にあそびに来てくれました。
その様子は、どうぞ『芸術新潮11月号』で。華々しく本日発売です。

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『青い大きな家』 ケイト・バンクス作 G・ハレンスレーベン絵 
           今江祥智訳 BL出版 1575円
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 川辺に建つひと夏を過ごすための青い大きな家。夏の間は子どもたちの声や、たくさんの洗濯物がはためいてにぎやか。
 でも秋が近づくと門には鍵がかけられ、窓もしっかり閉められ、青い大きな家はしんと静まりかえります。
 人気のない家はどんな風に次の夏までを過ごすのでしょうか? 
 「家がさみしそう」「家が喜んどる」とは私がよく感じる感覚。
人のいない家はきっとさみしいんやろうなあと思っていたら、この大きな青い家は次の夏がやってくるまでちゃんと家らしく、小さい生き物を守りながら、夏と共に家族が帰ってくるのを楽しみに待っていたのです。
 とてもえらい大きな青い家!
by merry-kyoto | 2008-10-25 19:05
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