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メリーゴーランド京都店より・・・本を読む日々

junzizi.exblog.jp

ももたろう

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 おっきいおばあちゃんが90歳くらいになったころ、「もうお迎えがきますか
ら、お世話になりましたなあ」と玄関で座ってたり、「あぶないからおばあちゃん
のお雑煮にはお餅入れやんとこ」と言って、おばあちゃんのお椀だけお餅が入っ
てないのをみて「あんたさんのお椀にはいっとる白いもんはなんですの」とうら
やましそうにしていたり、入れ歯を大事にするあまり、引き出しにしまい込んで
どこにいったかわからなくなったり、いろいろありました。
 でもおばあちゃんはどんどんかわいらしくなっていき、よく母が「ぼけてあん
なにかわいい人そうおらんに。」と言っていたのを思い出します。
 私はよくおばあちゃんの床にもぐりこんで、「なーなーなんかお話して」と言い、
おばあちゃんは「はいはい むかーしむかーしあるところに・・・」と始まるのは
桃太郎。いっつも桃太郎でした。

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 『ももたろう』 松居直・文 赤羽末吉・画 福音館書店 1050円
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 この本では「つんぶく かんぶく」と桃が川上から流れてきます。おばあちゃんのは「どんぶらこっこ どんぶらこっこ」でした。どちらも耳にここちいい響き。
 なんどもなんどもはなしてもらったお話だけに、すっかり体にしみこんでいると思います。そんな物語があればあるだけ、幸せなような気もします。
by merry-kyoto | 2008-12-16 16:44
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