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メリーゴーランド京都店より・・・本を読む日々

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ちいさいケーブルカーのメーベル

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 1993年、私はサンフランシスコの郊外に暮らしていました。
 教会の前の古い家で、庭にはレモンの木とくるみの木がありました。
 アメリカという大きな国に居るのに、私の世界は自転車で通うダウン
タウンの学校と、たまにバートという電車で出かけるバークレーや、
サンフランシスコの街だけ。
 ほんとうにこじんまりとした、つつましい生活でした。
今考えると、びっくりするような出来事がたくさんあったけれど、
 とにかく楽しんで日々を送っていた自信だけはあります。
 あの時の時間は、しっかりと私の糧になっているんだと思います。

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『ちいさいケーブルカーのメーベル』 バージニア・リー・バートン作
                       かつらゆうこ・いしいももこ訳 ペンギン社 1365円
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ちいさいケーブルカーのメーベル_e0132895_18371343.jpg
 坂の多い街、サンフランシスコ。あまりに急な坂のため、馬たちがすべって転んでしまうほどだったそうです。そこで1873年にケーブルカーが誕生しました。
 みんなの人気者だったケーブルカーも時代の流れと共に、廃止の危機にさらされます・・・。
 そこで、ケーブルカーを愛する人たちが声をあげて「サンフランシスコのケーブルカーをまもるしみんのかい」を立ち上げました。さて、みんなの思いは通じるのでしょうか?
 この本は、大きな社会問題を扱ってもいますし、ケーブルカーのくわしい構造と魅力もたっぷりと描かれてもいます。そして何よりサンフランシスコの街の素敵さが存分に伝わってくる名作だと思います。
by merry-kyoto | 2009-01-21 18:38
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