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メリーゴーランド京都店より・・・本を読む日々

junzizi.exblog.jp

思い出のマーニー

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 ある日、お客様に「海辺で暮らしている女の子の話で、ほとんど覚えてないんだけど、もう一度読みたくて20年くらい探しているんです。そんなのでわりませんよね・・・。」と訪ねられました。
 私はどうしてか、即座に「『思い出のマーニー』という本ですか?」と言うと、どうも本を手にとってもピンとこない様子。内容を簡単に説明して、パラパラページをめくっていると、お客様が「鳥が鳴くんです。ピティーミーって鳴くんです。」とおっしゃいます。 それは間違いなく『思い出のマーニー』で、その中でもこの鳥の鳴き声を20年も覚えてらしたことに、感激しました。
 「子どもが小さい時に読んだけど、今ならもっとわかる気がして」ととても喜んで下さいました。20年の時を経て再び同じ物語に出会うなんて、本当に素晴らしいと思います。
 本屋やっててよかった!

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『思い出のマーニー』上下  ジョーン・ロビンソン作 松野正子訳
                  岩波少年文庫 各672円
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 身寄りのないアンナは里親のもとを離れ、療養のため海辺の村の老夫婦のところに預けられます。誰にも心を開かずに孤独な日々を送るアンナ。
 ところがある日、年の近い少女マーニーと不思議な出会いをします。初めて出会った友達マーニーに、どんどん惹かれるアンナ。
 夢のような日々が過ぎ、ある日アンナはマーニーの思いがけない秘密を知ります・・・。
 心の奥深くを揺さぶる、思春期の頃の物語。
by merry-kyoto | 2009-02-04 18:13
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