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あったかいお茶を、水筒に入れて、持ち歩く。
5階にある店まで、階段を使う。
厚手の生地でカーテンをつける。
湯たんぽをふとんにいれて、ふとんをあっためておく。
ねこたちと、くっついて眠る。
冬を過ごすのが、だいぶ上手になってきたなと思います。
でも、「ふゆごもり」できるものなら、してみたい。
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『たのしいふゆごもり』 片山令子作 片山健絵 福音館書店 1260円
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本から吹いてくる風や、においを感じたことはありますか?
ページから、色があふれ出るのを見たことはありますか?
片山さんの描く森には、確かに風も光も、土の湿り気もそこにあります。
はじめての冬を迎えるこぐまにとって、ふゆごもりの準備は、かあさん
ぐまとピクニックにでかけたように、楽しそう。
けれどかあさんぐまは、たくましく魚をとったり、はちみつをとったりして
働きます。
かごを、実りの秋でいっぱいにした、くまのおやこは、家にかえり静かに冬
のくるのを待ちます。
こんなふうに、冬をむかえる準備ができたら、すてきですね。